ドアを開けなさい界隈とは?元ネタは映画?TikTokで流行った理由とセリフ全文

TikTokやSNSで「みさえ、ドアを開けなさい」というフレーズを耳にして、気になっている方も多いのではないでしょうか。独特な声とイラストは、一度見たら忘れられないインパクトがありますね。
この記事ではドアを開けなさい界隈とはなにか、その意味や元ネタについて解説します。
ドアを開けなさい界隈とは?流行の元ネタ
@naodqcjrp これが本家 #ゆきドラ #編集 #ひろし ♬ オリジナル楽曲 – nao – nao🐰🤍
「ドアを開けなさい界隈」について以下の内容を解説します。
- ドアを開けなさい界隈とはなにか
- 元ネタは映画のシーン?
- 話題のセリフ全文
ドアを開けなさい界隈とはなにか
ドアを開けなさい界隈とは、2025年3月頃から主にTikTokで流行しているネットミームです。
アニメ『クレヨンしんちゃん』の父親・野原ひろしの声まねで「みさえ、ドアを開けなさい」と呼びかける動画や、その音源を使用して作られたダンス動画が話題になっています。
ハッシュタグ「#ドアを開けなさい界隈」が付けられて投稿されることが多く、独特の怖さやシュールな雰囲気が特徴となっています。
TikTokには「みさえ、ドアを開けなさい」の音源を使った口パク動画や再現イラストがいっぱいあります。

元ネタは映画のシーン?
「みさえ、ドアを開けなさい」というセリフは、声まねのクオリティの高さから、アニメ本編や映画のワンシーンだと勘違いしている人も多いようです。しかし、これは『クレヨンしんちゃん』の公式作品に出てくるセリフではありません。
ドアを開けなさい界隈の元ネタとなったのは、イラストレーターの「キリギリスジャパン」さんが描いたイラストに、声まねクリエイターの「社畜系ニート飛龍kame」さんが音声を加えたコラボレーション作品です。
絶妙に不気味なイラストと迫真の声真似が組み合わさったインパクト大の動画です。

話題のセリフ全文
話題となった野原ひろしのセリフの全文は以下のとおりです。
「みさえ、ドアを開けなさい」
「どうした~?」
「お~い開けてくれ」
「亭主のご帰宅だぞ」
「みさえ~聞いてるのか~?」
「何度も言わせるなよ~」
「誰もいないのか~?」
「しんのすけはどうした~?」
「ひまわり~?」
「こうなったらシロでもいい」
「頼むから開けてくれよ」
「何か、開けられない理由でもあるのか?」
「お~い」
「おかしいなあ……」
「お~い」
「開けてくれぇ」
「お、開いてるじゃないか…」
最後まで聞くとその不気味さが際立ちますね。表現力素晴らしいです。

ドアを開けなさい界隈が怖いけど人気の理由
「ドアを開けなさい界隈」が怖いけど人気の理由として以下の内容を解説します。
- 広がる二次創作とリミックス
- TikTokでの拡散力
- 怖さとシュールさが魅力
広がる二次創作とリミックス
元ネタの音源を活用して様々な二次創作動画が完成しました。音源に合わせてカメラに顔を近づけ、口パクでセリフを再現する動画が多数投稿されたのが流行の始まりです。
イラストで元ネタのシチュエーションを再現する動画や、振り付けを付けたダンス動画なども登場しました。
K-FORCEさんといったアーティストによるRemix音源が作られると、それがBGMとしてさらに多様な動画で使用され、流行は加速しました。他のミームと組み合わせた動画も作られ、楽しみ方が広がっています。
TikTokでの拡散力
@n_s.1218 再投稿#みさえドアを開けなさい #悲しみさえ苦しみさえ野原みさえ #ひろし界隈 ♬ オリジナル楽曲 – n_s.1218
「ドアを開けなさい界隈」が急速に広まった理由の1つは、TikTokやYouTubeショートといった短尺動画プラットフォームとの相性が良かった点です。インパクトの強い音声と印象的なイラストは、短い時間で視聴者の関心を引くのに適していました。
『クレヨンしんちゃん』という誰もが知る国民的なアニメが題材であったため、幅広い世代に親しみやすかったことも拡散を後押ししたのです。
元ネタの動画自体は2022年に投稿されていましたが、2025年に入ってからリミックス音源などが登場し、再び注目を集め爆発的な流行につながりました。
怖さとシュールさが魅力
ドアを開けなさい界隈の動画には独特の「怖さ」や「シュールさ」が共存しています。家族思いで明るいひろしのイメージとは異なる、ドア越しに迫るような声のトーン、独特の間、少し不気味なオチが、視聴者に強烈な印象を残しました。
SNS上では「なぜか見てしまう」「中毒性がある」といった反応が多く見られ、不思議な魅力が人々を引きつけています。
まとめ
「ドアを開けなさい界隈」というネットミームは、TikTokを中心に2025年春頃から急速に広まりました。元ネタはアニメや映画の公式シーンではなく、2022年に投稿された声まねとイラストによる二次創作動画です。
独特の怖さやシュールな世界観が、短尺動画との親和性も相まって多くの人を引きつけました。口パク動画やリミックスなど、活発な二次創作活動によって、現在もなお拡大を続ける人気のミームとなっています。