スプラ界隈はやばい?「怖い」と言われる4つの理由と過去の炎上事件まとめ
スプラ界隈が「やばい」「怖い」といったネガティブな評判を聞いて、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事ではスプラ界隈の基本からなぜ批判されるのか、実際にあった炎上事件までを解説します。
スプラ界隈とは

「スプラ界隈」とは人気ゲーム「スプラトゥーン」のプレイヤーやファンが集まって形成されるコミュニティ全体を指す言葉です。SNSやYouTube上で、情報交換や交流が行われています。
スプラ界隈に関して以下の内容を解説します。
- スプラ界隈でよく使われる用語
- 民度が低いって本当?
スプラ界隈でよく使われる用語
スプラ界隈では独特な用語を使って交流することが多いです。スプラ界隈でよく使われる専門用語を一部紹介します。
| 用語 | 意味 |
| 煽りイカ | 倒した敵の前で、ヒト状態とイカ状態を素早く繰り返す挑発行為 |
| リスキル | リスポーンキル。敵が復活した直後を狙って倒すこと |
| 塗り専 | キルを狙わず、ステージを塗ることに専念するプレイスタイル |
| エナドリ | スペシャルウェポン「エナジースタンド」の略称 |
| センプク | インクに潜んで敵を待ち伏せする戦術 |
| チャクチ狩り | スーパージャンプで着地した瞬間や、スペシャル発動時を狙って倒すこと |
スプラ界隈専門用語はゲームをより深く楽しむための知識となりますが、使い方によっては相手を不快にさせる可能性も理解しておく必要があります。
民度が低いって本当?
「スプラ界隈は民度が低い」と言われる理由は、一部のプレイヤーによる暴言や迷惑行為です。ゲームで感じたストレスをSNSで発散しようとする人がいるため、界隈外から良い印象を持たれないのです。
すべてのプレイヤーの民度が低いわけではありません。多くの人はマナーを守り、純粋にゲームを楽しんでいます。問題行動を起こすプレイヤーは一部であり、界隈全体の性質ではありません。
スプラ界隈が「やばい」「怖い」と言われる理由
スプラ界隈が「やばい」「怖い」と言われる理由は以下のとおりです。
- プレイヤー間の暴言や煽り行為
- SNSでの過剰な味方批判
- 閉鎖的なコミュニティの雰囲気
- 男女間のトラブルと晒し行為
プレイヤー間の暴言や煽り行為
スプラトゥーンの対戦中、一部のプレイヤーによる暴言や「煽りイカ」と呼ばれる挑発行為が問題視されています。煽りイカは相手を倒した後にイカとヒトの姿を素早く繰り返す行為で、相手を不快にさせる目的で行われます。
子どもの遊びと捉える意見もありますが、多くのプレイヤーにとってはストレスの原因です。このような行為が、界隈全体の雰囲気を悪くしている一因と考えられます。
SNSでの過剰な味方批判
試合に負けた腹いせに、味方のプレイヤー名やプレイ内容をSNSに投稿して批判する行為が横行しています。リザルト画面のスクリーンショットをさらし「戦犯」として吊し上げるような投稿も多いです。
過剰な味方批判はプレイヤーに不必要なプレッシャーを与え、初心者や楽しむことを目的にプレイしている人たちを遠ざける原因になっています。
閉鎖的なコミュニティの雰囲気
スプラ界隈には、初心者や新しいプレイヤーに対して厳しい側面があります。ウデマエやXPといったランクでプレイヤーを格付けし、自分より下のプレイヤーを見下す「ウデマエマウント」と呼ばれる行為が散見されるのです。
特定の武器や戦術に対する固定観念が強く、従わないプレイヤーを批判する風潮もあります。新規参入者がコミュニティになじみにくい閉鎖的な雰囲気を作り出しています。
男女間のトラブルと晒し行為
プレイヤー間の個人的なトラブルや男女間の問題がSNS上で公開され、騒動に発展するケースがあります。プライベートな会話のスクリーンショットが暴露されるなど、当事者間の問題が界隈全体を巻き込む炎上につながることが珍しくありません。
このような「晒し行為」は、ゲームの本質とは関係のない部分で界隈のイメージを悪化させ、プレイヤーに「怖い」という印象を与えています。
スプラ界隈で起きた炎上事件
スプラ界隈で起きた炎上事件を4つ紹介します。
- プレイスタイルを巡る論争
- 有名プレイヤーの不祥事
- 大会での問題発言や行動
- 選手への誹謗中傷問題
プレイスタイルを巡る論争
特定の武器や戦術をめぐって、プレイヤー間で激しい論争が起きることがあります。過去には「バリアブルローラー」という武器で、キルを狙わずに塗りとスペシャルウェポン使用に徹する戦法が「利敵行為ではないか」と大きな議論を呼びました。
プレイスタイルの自由を主張する意見と、チームの勝利を考えた行動を求める意見が対立し、SNS上で激しい言い争いに発展したのです。
有名プレイヤーの不祥事
影響力のある有名プレイヤーや配信者がゲーム外で社会的な問題を起こし、大きな騒動となるケースもありました。未成年者との不適切な関係が発覚し、活動休止に追い込まれた実況者もいました。
元プロゲーマーがSNSで知り合った未成年者に対する犯罪行為で逮捕されるという深刻な事件も発生しています。これらの不祥事は界隈全体のイメージを損なう結果となりました。
大会での問題発言や行動
公式大会である「スプラトゥーン甲子園」など、注目度の高い舞台での選手の言動が炎上を引き起こすこともあります。勝利者インタビューでの不適切な発言や、対戦相手を侮辱するような態度が、スポーツマンシップに反するとして厳しい批判を浴びました。
世界大会で優勝したチームのメンバーによる人種差別的な発言が発覚し、優勝が取り消されるという前代未聞の事態も起きています。
選手への誹謗中傷問題
大会で活躍した選手が、インターネット上で理不尽な誹謗中傷の的になるという悲しい事件も発生しています。2019年のスプラトゥーン甲子園で優勝したチームの女子高生選手が、容姿について数多くの心ない中傷を受けたことは大きな問題となりました。
ゲームの腕前とは全く関係のない個人攻撃は決して許されるものではなく、コミュニティの健全性を脅かす深刻な課題です。
トラブルを避けスプラトゥーンを楽しむには

トラブルを避けスプラトゥーンを楽しむ方法は以下のとおりです。
- 通報・ブロック機能を活用する
- 気の合う仲間と遊ぶ
- ゲームそのものに集中する
通報・ブロック機能を活用する
ゲーム内で不快なプレイヤーに遭遇した場合、任天堂が用意している通報・ブロック機能を活用しましょう。暴言や煽り行為、意図的な利敵行為などは、規約違反として通報の対象となります。
SNS上で執拗な批判や嫌がらせを受けた場合も、各プラットフォームのブロック機能を使うのがおすすめです。自分がストレスを感じる相手とは関わらないようにしましょう。
気の合う仲間と遊ぶ

一人で野良のマッチング(バンカラマッチなど)に潜り続けると、どうしても不快な経験をする可能性は高まります。プレイスタイルや価値観の合う友人を見つけ、一緒に遊ぶことをおすすめします。
気の合う仲間とチームを組んでプレイすれば、たとえ試合に負けたとしても、お互いを責めることなく楽しく遊べるでしょう。信頼できる仲間とのプレイは、スプラトゥーンの魅力を最大限に引き出してくれます。
ゲームそのものに集中する
SNS上での論争や他人の評価から距離を置くことも、精神的な平穏を保つ上で重要です。界隈のネガティブな情報に触れすぎると、ゲームプレイそのものを楽しめなくなってしまうかもしれません。
他人のXPやウデマエを気にしたり過剰な味方批判に同調したりせず、自分のプレイに集中しましょう。インクを塗る爽快感や、試合に勝利した時の喜びなど、ゲームが本来持っている楽しさに目を向けることが大切です。
まとめ
スプラトゥーンのコミュニティ「スプラ界隈」は、一部のプレイヤーによる煽り行為やSNSでの過剰な批判により「やばい」「怖い」といったイメージを持たれがちです。しかし、それは界隈の一面に過ぎません。
ゲームそのものの楽しさに集中することで、不要なトラブルを避けつつスプラトゥーンの世界を存分に満喫することができるでしょう。
